NHKの健康応援番組です。先月放送のテーマは「歯」。
「歯が抜ける!30代からの悪性虫歯と入れ歯の新常識」との怖~いセカンドテーマでしたよ。
いつもながら視聴者の興味をかき立てる見出しですね。
番組の内容の中には専門用語や難しい言葉も多くあったので、簡単な言葉でかいつまんでお伝えしていこうと思います。
■30代からの悪性虫歯
「大人の虫歯は痛みを感じにくい」なぜでしょう?
大人になると歯の中にある神経を守るため、神経の周囲に新たな歯質が作られていきます。
それに守られて神経が痛みを判断しにくいのです。
「大人の虫歯は気付きにくい」それはなぜ?
子供の虫歯は歯の表面にできるが、大人の虫歯は歯の根元や内部にできるから見つけにくいのです。
つまり、最悪の状態での発見となり手遅れになる。結果、歯を失うことになる。ということですね。
■入れ歯の新常識
まず、歯を失った後「放置していると次々と他の健康なはずの歯までもが抜けてしまう」
そんな可能性もありますよ。というお話。なぜでしょう?
歯が抜けると、歯を支えていた骨が溶けていってしまいます。すると、歯が動揺します。
歯が抜けるとあごの骨も変化します。すると、歯並びや噛み合わせが悪化します。
「それは大変!」と、入れ歯を入れました。「これで安心!」・・・が落とし穴!
作りっぱなしで調整もしない。適当なお手入れ。などは気付かず歯を悪くしていくのです。
歯医者さんと協力して、口の中に合う入れ歯を作って正しく使いましょう。
相談すると、残った歯や歯肉に負担が少なく、見た目も分かりづらい入れ歯も教えてくれるはず!
■まとめ
国民の寿命が延びる中、歯との付き合い方も変化してきています。
歯科は痛くなってから駆け込む所ではなく、半年に一度は行く所。
気付かないうちに手遅れにならないように。
歯に自信がある方も、痛みを感じることのない方も。
美味しく食べて健康寿命を延ばしていきましょう!