皆さん日頃から歯磨きを頑張っていらっしゃることと思いますが、
どんな方でも磨きにくい場所があるのではないでしょうか?
それは、歯並びが難しい場所だったり、奥歯だったり人それぞれ。
ちなみに私の場合、上の前歯の裏側が苦手です。
少しへこんでいるというか、えぐれているというか・・変な形。
この前歯の形がどうも磨きにくさを感じるのです。
実はこの形の前歯は「シャベル型切歯」といってアジア圏特有のものらしいです。
歯の形は個人差だけでなく、お国の差やご先祖様の差があるってご存知でしたか?
■縄文人と弥生人
縄文人の歯は小さくて単純な形をしていたそうで、弥生人の歯は大きくて複雑な形をしていたそうです。
弥生人は北方から渡来してきたので、ご先祖様は厳しい氷河期を生き抜くために歯を大きく進化させたと考えられているようですね。
凍った肉や、硬い木の実を食べるしかなかったのかな?
動物の皮を口の中で噛んでなめしていたと聞いたこともあります。すごいな・・人類。
日本人は縄文人と弥生人が混血を繰り返して出来た民族なので、小さい歯の人も普通にいらっしゃいます。
自分の歯が大きくてごつごつしていると思われた方は、ご先祖のルーツが弥生人なのでしょう。
自分のルーツが進化した人類だなんて、ちょっと嬉しくなりますか?
でも、弥生人の容姿の特徴は「一重」「鼻ぺちゃ」「胴長短足」ですよ。
これも厳しい氷河期を生き抜くための進化らしいのですが・・。
■現代人と進化した歯
ところで、この進化し発達した大きな歯、昔の人は顎も大きかったので問題は起きなかったのでしょうが
現代の私たち日本人はどんどん顎が小さくなっています。
結果、「ガタガタの歯並び」「出っ歯」「親知らずが真っすぐ生えない」
など若い世代ほど様々な問題が起きています。
「一重」で「鼻ぺちゃ」で「出っ歯」で「短足」。
(最近の若者たちは手足が長い子が多いと感じますが・・)
人は外見で判断するものではないなどと言っていられません!
目や鼻は難しいでしょうが、歯の事でしたら歯科医院でアドバイスを受けてみてはいかがでしょう?
私たち現代人が厳しい社会を生き抜くためには外見、第一印象は重要ですものね!!